第11回和歌山県家族でよい歯のコンクール
令和元年5月30日(木)13時30分より橋本保健所において「第11回和歌山県家族でよい歯のコンクール」を開催しました。
当コンクールは、歯と口の健康に関心を持って頂き、地域歯科保健活動の推進を図ることを目的として、歯と口が健康に保たれている幼児とその家族の方を選出し表彰しています。
昨年、伊都地方の3歳6ヶ月歯科健診を受診された幼児の中で、そのご家族共々歯と口の健康が、良好な状態に保たれている方々を選出しコンクールに参加して頂きました。
今回、13家族26名を慎重に審査し、このうち1組の家族を伊都地方代表として、和歌山県審査会(第2次選考審査会)に推薦致しました。
また参加頂いた家族全員が、橋本保健所長・伊都歯科医師会会長より表彰されました。
医療と介護の連携セミナー
医療と介護の連携セミナー
日時:令和元年 6月22日(土) 15時30分~16時30分
場所:紀和病院
第67回よい歯を育てるコンクール
令和元年6月6日(木) 8時30分より 高野口小学校体育館で行われました。
第11回和歌山県家族でよい歯のコンクール
令和元年 5月30日 13時30分より 橋本保健所にて 行われました。
第10回 すこやか橋本まなびの日
平成30年11月25日(日) 午前9時30分より和歌山県立橋本体育館にて、「豊かな感性とたくましく生きる力を育み、生涯にわたって心豊かに過ごしていくために、地域の中で世代を越えて学び、心身ともに健康な人づくり、温かいふれあいの地域づくりの契機とします」を趣旨としてすこやか橋本まなびの日が開催されました。
伊都歯科医師会では、歯科健診、歯と口の健康相談及び歯の模型作りの各コーナーを設けました。
総来場者数2230名のうち、歯科健診では、子供からご年配の方まで252名の市民の方が参加され、お口の健康についてのアドバイスを熱心に聞いておられました。
食生活を豊かにするためには、食べられるお口にする事です。そして食べられるお口に必要なのは、出来るだけ多くの歯が残っていることです。
80歳で20本以上の歯を保つことを目標とした8020運動は、20本以上の歯があれば食生活にほぼ満足できるとの結果をもとに行われています。
このような健診事業の目的は、歯を失う原因であるむし歯と歯周病を早期発見し、予防に対する正しい知識・情報提供を行い、生活習慣を見直して頂くことにより、歯の健康状態が維持され、多くの歯でしっかり噛めるようにすることにあります。よく噛んで食べることは、メタボリックシンドローム、認知症予防に効果があり、特に歯が多く残っている人では、認知症の発症や転倒する危険性が低いことがわかっています。また、おいしく食事を楽しむには、歯を残すことと同時にかみ砕く(咀嚼)、飲み込む(嚥下)といったお口の機能も重要で、これらの機能の低下は生活の質に大きな影響を及ぼします。お口のささいな衰え(オーラルフレイル)を放置してしまうと全身的な機能低下が進み、要介護のリスクが高まることから、健康寿命を延ばすには「歯を残すこと」と「お口の機能を保つこと」の両輪で取り組んでいく必要があります。
また、歯の模型作りのコーナーでは、子供たちがこの模型作りを通して、歯の構造をよく理解し、自分の歯や口の健康状態に少しでも関心を持ってもらえたのではないかと思われます。そして、この経験を活かし、健康上の問題について自ら考え、歯みがきや食生活などの生活習慣を主体的に改善できる力を身につけ、更に生涯を通じて健康で活力のある生活を送れることを願っています。